事例紹介
蘭越町貝の館 | 北海道
来館者参加型「クリオネと海洋酸性化」のアウトリーチ教材(プロトタイプ)の開発・運用
海の学び特別サポートプログラム
実施期間 | 2020年2月1日~5月31日 |
主催 | 蘭越町 |
事業の内容・目的
- クリオネを含めたプランクトン類は、海洋の基礎生産であり、海洋生物の資源量を左右する重要な生物です。しかしながら、間近で見る機会は少ないため、樹脂封入標本を作製し、現在、地球が抱えている問題にいて学べる冊子を作製し、学習トランクキットのアウトリーチ教材の作製を行いました。
- 樹脂封入標本の作製例については、これまでいくつか報告されていますが、従来の方法だと、色が抜けるのと、形が変わってしまいました。そこで、これらの問題を解決するため、新たに、フリーズドライ製法を確立し、より、生きているときに近い色・形の標本作製に成功しました。
- 冊子は、地球がかかえている問題、海洋のしくみ、海洋の役割、プランクトンの役割について、日中英の言語で作成し、WEB上でも公開し、誰でも見られるようにしました。