事例紹介
重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム | 鹿児島県
地域の干潟をテーマにした学習プログラムの開発、実施事業
PROGRAM2 海の博物館活動サポート Aコース 博物館活動

実施期間 | 2022年4月1日~2023年5月8日 |
主催 | 特定非営利活動法人 くすの木自然館 |
開催場所 | 重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム |
参加者数 | 3,710人 |



事業の内容・目的
- 地域の干潟の生物調査をおこない、錦江湾奥の干潟の特徴を明らかにし、干潟の役割や保全の大切さを伝える。一般参加の干潟の調査員と地域の学生等とともに干潟の生物調査をおこない、干潟の生物の調査法を学び、継続的に錦江湾奥の干潟を観察し、環境保全に取り組む意識を育む。
- 地域の干潟に特化した、わかりやすい学習補助教材と学習プログラムを作成し、海の学びを提供する。海辺の自然観察のヒントを伝え、自ら海辺の自然に親しむ人を増やす。学習補助教材を通して地域の干潟の生物の全体像を把握することで、環境空間としての生物の繋がりを理解し、次の学びに繋げる。常時参加できる学習プログラムとして海の学びを継続して提供する。
- なぎさミュージアムの、錦江湾の海の自然環境の情報を収集・発信する拠点としての役割を充実させ、海や干潟への関心を喚起し、なぎさミュージアムを情報交流拠点として気軽に利用してもらい、自然と人、人と人の交流を促進する。
- 地域の漁業協同組合、鹿児島大学総合研究博物館との協働関係を構築し、錦江湾奥の干潟や海の環境について情報を収集、研究をすすめ、継続的に環境保全に取り組む。
- 錦江湾奥の海洋環境の調査研究を実施、報告、普及活動を担えるインタープリターを育成し、なぎさミュージアムを拠点とした、海の学びの充実につなげる。効果的なインタープリテーションにより、楽しく海に親しめる機会を提供し、海と人との距離を近づける。