事例紹介
いおワールド かごしま水族館 | 鹿児島県
第72回特別企画展「鹿児島の海のほ乳類~座礁クジラが教えてくれたこと~」
PROGRAM1 海の企画展サポート
開催期間 | 2023年3月17日~2023年5月31日 |
主催 | 公益財団法人鹿児島水族館公社 |
開催場所 | いおワールド かごしま水族館 |
入場者数 | 172,976人 |
企画展の内容・目的
- 海洋生態系の高次捕食者である海のほ乳類を学ぶことで、海の豊かさと海洋生物多様性(適応の違い)を知る。また、彼らは遠いどこかにいるわけでなく、自分たちのすぐそばに生息していることを理解することで身近な海への敬意を育む。
- 会場の解説パネルには大人にとっては読みやすい新聞紙面を模したレイアウトにし、子供に対しては子どもの目線の位置に4コマ漫画形式を用いた解説を設置し、幼児にも分かりやすく学べる工夫をすることで、全年齢を対象に海の学びを深める。
- マッコウクジラの龍涎香の香り体験やシャチの歯に触れる等のハンズオン展示、ARの技術を用いて実物大のクジラを体感できるコーナーも設けることで、ただ見るだけでなく、自らの気づき、創造、楽しみなどを通じて自然への理解を深める。
- 海洋生態系の頂点に立つクジラが海洋プラスチックごみ等の異物を食べていることを知り、SDGsの14の目標「海の豊かさを守ろう」達成のために、日常の生活の中からごみを減らして海を守ろうという意識を醸成する。