事例紹介
蘭越町貝の館 | 北海道
クリオネと海洋酸性化
PROGRAM2 海の博物館活動サポート
実施期間 | 事業期間 平成28年10月1日〜平成29年5月31日 実施期間 平成28年10月15日〜平成29年5月31日 |
主催 | 蘭越町 |
事業の内容・目的
- 人為起源の二酸化炭素は、IPCC第5次報告書によれば、95%以上の確率で、地球温暖化と関連性があるとされています。
- 過剰な二酸化炭素の排出は、大気を暖めるだけではなく、海をも暖めます。そして、海へ溶けることによって、海の酸性化をひきおこします。
- 現在のまま、二酸化炭素を排出し続ければ、2100年には、海の酸性化によって、「海の天使」で親しみのあるクリオネの唯一の餌であるミジンウキマイマイが、貝殻を形成できず、絶滅します。そして、餌を失ったクリオネも絶滅します。
- 本事業では、2016年に発見された新種のクリオネを入口として、背景にある環境問題について広く知ってもらい、ちきゅうのみらいについて考え、約7割を占める海の役割や大切さについて学ぶ機会を提供しました。