事例紹介
指宿市考古博物館 時遊館COCCOはしむれ | 鹿児島県
特別企画展 「西郷隆盛と海洋国家薩摩〜明治維新へ指宿が果たした役割〜」
PROGRAM1 海の企画展サポート
開催期間 | 2017年10月14日 から 2019年3月17日 まで ※2018年4月1日から2019年3月17日までは自主開催 |
主催 | 指宿市 |
開催場所 | 指宿市考古博物館 時遊館COCCOはしむれ 2階特別展示室 |
入場者数 | 11,309人 |
企画展の内容・目的
- 当館特別企画展「西郷隆盛と海洋国家薩摩 -明治維新へ指宿が果たした役割-」の中で,「海の学び」につながる章・節と海洋教育へのつながりは下記のとおりである。
- 第1章 山川港が支えた「海洋国家薩摩」
- 第1節 「海の道」とアジア・西欧の交差点
- 【海を知る】南から北へと流れる黒潮と身近な山川港について学ぶ。
- 【海を利用する】海を利用して西欧と文物の交流について学ぶ。
- 第2節 琉球口貿易と鹿児島藩 ―鎖国下の玄関口―
- 【海を利用する】「海の道」の中央に位置する琉球を中継基地とした中国との貿易により海外の品物や情報入手について学び,鹿児島藩港である山川港の重要性を学ぶ。
- 第2章 薩摩「富国強兵」への道 ―海商たちの活躍―
- 【海を利用する】琉球と南島の島々から文物を船で運んだ指宿出身の海商について学ぶ。
- 【海と人との共生】遠浅で船を安心して停泊できない宮ヶ浜沖合に建設された防波堤等ついて学ぶ。
- 第3章 世界の海を見据えた斉彬と西郷」
- 【海を利用する】 鎖国下の中,海外の技術を導入した集成館事業を展開した島津斉彬が見据えた新たな海洋国家薩摩について学ぶ。
- 第4章 第4節「海洋国家薩摩の数奇な運命と西郷隆盛」
- 【海を知る】・【海を利用する】・【海を守る】山川港と「海の道」を有した鹿児島藩が他藩に先駆けて「海洋国家日本」を見据えていたことを学び,その海が目の前にあることを再認識させる。