事例紹介
大阪府立弥生文化博物館 | 大阪府
秋季特別展 「海に生きた人びと-漁撈・塩づくり・交流の考古学-」
PROGRAM1 海の企画展サポート
開催期間 | 2017年10月7日 から 2017年12月3日 まで |
主催 | 公益財団法人大阪府文化財センター |
開催場所 | 大阪府立弥生文化博物館 特別展示室 |
入場者数 | 7,260人 |
企画展の内容・目的
- 海洋立国、日本のルーツを探るために海を舞台に活動した海民の文化を考古学的に紹介した。日本列島各地に発達した海の文化を旧石器時代から奈良時代まで、地域的・時代的に幅広くあつかい、海とのかかわりの強さを歴史的に示した。
- 最新の海のトピックを考古学・古代史などの専門家の講演会を通じて知っていただき、海への関心をより高めてもらうための「海の学びセミナー」を企画した。今に通じる海の生態や環境の大切さを知るためにきしわだ自然資料館と連携して「チリモンを探せ!」を企画した。また、展示でも大きくあつかった製塩土器の使用方法を再現する土器製塩のワークショップを行い、古代の人がどのように海の恵みを得ていたのかを知っていただいた。
- 古来から続く人と海との深いかかわりを知ることで、現在の海により親しみを持っていただき、海の環境など今に通じる海の大切さを改めて気づいていただくことも目的とした。