事例紹介

ふくやま美術館 | 広島県
19世紀フランスにおける海の表象についての研究―クールベを中心として
PROGRAM3 海の学び調査・研究サポート
ふくやま美術館
実施期間 2019年9月1日~2020年3月31日
主催 (公財)ふくやま芸術文化財団
開催場所 ふくやま美術館企画展示室

調査研究の内容・目的

  • 19世紀フランスにおける海の表象は、クロード・モネ《印象、日の出》といった印象派の作品によって日本人にとってもなじみ深いものである。一方で、そのままの海を美的な鑑賞の対象として捉える感性がこの時代に芽生え始めたことは、ほとんど認識されていない。本調査研究では、物語性を排除して海の情景を切り取った初めての画家と言われるギュスターヴ・クールベの絵画を中心として海の表象の変化、受容を探ることにより、19世紀の海と人との関係を明らかにする。それにより、現代まで続く海と人間との関係を考え直すきっかけとする。
  • 19世紀フランスを中心とした海を描いた国内所蔵の作品を調査し、それを基に海の表象を感性的に捉える展覧会を開催する。海の美しさを再発見するとともに文化史的な学びを立体的に体感できる展示を目指す。

ふくやま美術館

〒720-0067 広島県福山市西町2丁目4−3

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