事例紹介

豊橋市水中文化遺産調査会 | 愛知県
海を巡る地域文化の再発見―豊橋市の水城、吉田城址の活用を事例に―
PROGRAM3 海の学び調査・研究サポート
豊橋市水中文化遺産調査会
実施期間 2019年7月16日~2020年3月31日
主催 豊橋市水中文化遺産調査会
開催場所 豊橋市美術博物館講義室、吉田城址(現地)ほか

調査研究の内容・目的

  • 豊橋市の文化・産業発展の歴史は、三河湾に代表される豊かな水域に支えられてきた。しかし明治時代以降の近代化の中で海岸線の埋め立てや漁業権の放棄が進み、多くの市民にとって海は縁遠い場所となってしまった。
  • 当事業では、市の中核的な文化財であり、三河湾河口部に築かれた水城・吉田城址を対象に潜水調査を実施する。成果は現地公開イベントやシンポジウムの場でいち早く公開する。水城という注目度の高いコンテンツを切り口に、市民の目を、海を巡る地域文化へ惹きつける起爆剤としたい。
  • また、水底に文化財が眠っているという事実は、多くの市民に新鮮な驚き・関心を生むことが期待される。令和2年度からは、広く海の文化財に関わるアウトリーチ教材の開発や街歩きイベント等を実施し、市民自身が海の文化について主体的に考え、継続的に学ぶ環境の創出を進めていきたい。

豊橋市水中文化遺産調査会

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