事例紹介
東海大学海洋学部博物館 | 静岡県
駿河湾における人工構造物周辺に出現する魚類の食性調査(海洋の環境教育プログラム構築のための海洋ゴミの魚類への影響調査)
PROGRAM3 海の学び調査・研究サポート
実施期間 | 2019年7月15日~2020年3月2日 |
主催 | (学)東海大学海洋学部博物館 |
開催場所 | 東海大学海洋科学博物館 講堂 |
調査研究の内容・目的
- 世界の海洋に拡散したプラスチック等の人工物の破片が海洋のゴミ問題となる中、地域の海で起きている状況を調査し明らかにする。海洋環境の保全には、本調査の結果を活かし海洋の自然と人の生活との関わり方について啓蒙することが重要である。
- 本調査は、現在の技術では人類が回収不可能となっているマイクロプラスチック等の魚類への影響について、港湾近傍の人工構造物周辺に生息する魚類の胃内容物を調査し、その影響を受けている魚種を特定する。
- 海洋環境教育プログラムの組立てを念頭に調査を行い、採取した魚類の胃内容物の調査結果をまとめ、博物館展示と普及に活かし、幅広い年齢層の一般市民に海の現状を伝えることを目的とする。