事例紹介
むつ市海と森ふれあい体験館 | 青森県
“陸奥湾イルカ調べ隊~野生のカマイルカから日本の海を知る~”
PROGRAM2 海の博物館活動サポート Aコース 博物館活動
実施期間 | 2020年5月10日~2020年6月14日 |
主催 | 特定非営利活動法人 シェルフォレスト川内 |
事業の内容・目的
- 日本沿岸を回遊するカマイルカは毎年5~6月にかけ100頭を超える規模で青森県陸奥湾に来遊するが、本種は食物連鎖の頂点にあることから日本沿岸域の環境や水産資源の豊かさを表す指標生物であり、海を総合的に学ぶには適しているといえる。
- しかし、本種の生態については未だ不明な点が多く、また一般向けの生態観察に関するガイド、テキストも不十分である。
- そこで、誰もが興味を持つイルカを皆で観察し調べることを入り口に、日本沿岸域の環境の現状を知り、深く考え、その保全に参画する契機となる活動とする。
- 学校や市民参加型のイルカの観察法の確立、科学的な知識の啓蒙を目指す活動とする。