事例紹介
長岡市立科学博物館 | 新潟県
大河津分水路河口沿岸域の海浜性生物調査とそれを基にした海浜生物学習プログラムの作成
PROGRAM3 海の学び調査・研究サポート
実施期間 | 2021年6月1日 ~ 2021年12月31日 |
主催 | 長岡市立科学博物館 |
調査研究の内容・目的
- 信濃川放水路の一つ大河津分水路は、約100年前に建設された人工河川で、その河口沿岸域にはこの100年間で、信濃川からの流出土砂により、大規模な砂浜が形成されたことが知られている。河口域周辺砂地は河川流水の影響を常に受けるため、非常に不安定な側面があるが、洪水対策用放水路という機能をもつ本河口においては、その影響は通常の河口に比べ特に強い。
- 本研究では、上記河口沿岸域に生息する生物のうち、砂浜との関連が強い、海浜植物、スナガニ、シギ・チドリ類の生育・生息状況を調査する。
- そして、その成果を基に、博物館の展示を拡充させるとともに、海浜生物や海浜環境に関する映像資料の撮影や学習プログラムの作成に取り組むことで、これらに関する周辺地域の学習活動を促進させることを目指す。