事例紹介

八戸市南郷歴史民俗資料館 | 青森県
特別展『クジラの村-山から海へ出た男たち-』
PROGRAM1 海の企画展サポート
八戸市南郷歴史民俗資料館
開催期間 2021年7月17日 ~ 2021年10月17日
主催 八戸市
開催場所 八戸市南郷歴史民俗資料館、島守コミュニティセンター
入場者数 814人

企画展の内容・目的

  • 昭和10年代に始まる旧・中沢村(後・南郷村、現・八戸市南郷)の出稼ぎ捕鯨は、戦後徐々に従事者が増加し、最盛期を迎えた昭和30年代当時の南郷村は、山の中にありながら「クジラの村」と呼ばれました。
  • 本展では、捕鯨関係資料や八戸とクジラにまつわる資料などを紹介し、クジラという海の資源と我々の暮らしとの結びつきを振り返り、「クジラ」を通して「海」と「人間」について身近な視点から考えました。
  • 講演会「クジラについて学ぼう!クジラ博士の出張授業」では、一般財団法人鯨類研究所の講師により、クジラの生態や体の特徴などについて講演していただきました。また、講演会「南郷の出稼ぎ捕鯨」では、実際に南氷洋捕鯨に従事した講師により、当時の仕事内容や、思い出などの体験談を語っていただきました。
  • この他、クジラと他の動物との骨格の違いを実物資料に触れながら体感する体験学習会「すごいぞ!クジラの骨」、学芸員によるギャラリートークを開催しました。
  • これらの関連事業により、クジラについて理解を深め、八戸とクジラ、更に海との関係をより身近に感じ、地域の歴史文化と海との繋がりを体験していただきました。

八戸市南郷歴史民俗資料館

〒031-0202 青森県八戸市南郷大字島守小山田7−1

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