事例紹介
香川県立東山魁夷せとうち美術館 | 香川県
平山郁夫-せとうちの風景を描く
PROGRAM1 海の企画展サポート

| 開催期間 | 2026年04月25日~2026年06月14日 |
| 主催 | 香川県 |
| 開催場所 | 香川県立東山魁夷せとうち美術館 |
| 入場者数 | 7,869人 |



企画展の内容・目的
- シルクロードやアジア・中東の風景を数多く描いたことで知られる日本画家で、広島県瀬戸田町(現・尾道市)生口島に生まれ育った平山郁夫(1930~2009)の、瀬戸内を題材に描かれた風景画を紹介した。具体的には、しまなみ海道の島と橋を描いた風景画「しまなみ海道五十三次」シリーズ、瀬戸大橋や小豆島などの香川の風景画、嚴島神社の大鳥居などの宮島の風景画など、28件30点を展示した。以上をとおして、瀬戸内で育った画家の表現で生み出された、瀬戸内の多彩な景観や海の風景画を通して、海と共存してきた瀬戸内の風土と文化、瀬戸内海にかかる架橋の歴史など、海と人とが関わる歴史的な営みを学ぶ効果を見込んだ。
- 関連事業として、画家の実弟で平山郁夫美術館館長の平山助成氏による「スペシャルトーク」、瀬戸内海歴史民俗資料館前館長の田井静明氏による「瀬戸内の暮らしを知るトーク」、「学芸員によるミュージアム・トーク」、「子どもの鑑賞会」を開催した。瀬戸内の島に生まれ育った画家の思いや出品作品についての解説を行うことで、作品鑑賞体験を助け、海の重要性を伝える効果を見込んだ。加えて、出品作品のひとつで、瀬戸大橋と海が描かれた《瀬戸内海大橋》(1995年制作)の作品イメージを彷彿とさせる、館内から瀬戸内海を臨む場所で、三豊市出身で令和7年度香川県文化芸術新人賞受賞ピアニストの稲沢朋華氏を招いた「夕焼けコンサート」を開催した。クラシック音楽鑑賞のなかで、瀬戸大橋と海が見える当館ならではの環境で、海辺の風景をより印象深く心に留めていただくことを期待した。